GW明けに学校へ行けなくなった子どもへの対応|実際に改善した関わり方

GW明けから急に「学校に行きたくない」と言い出したり、朝になると起きられなくなったりする子どもは少なくありません。

・連休前までは普通に通えていたのに…
・朝になると体が動かない
・無理に行かせていいのか分からない

このようなご相談は毎年この時期に増えます。

 

この記事では、実際にあったケースをもとに、
GW明けに不登校状態になった子どもへの関わり方をお伝えします。

結論:無理に登校させるより「回復」を優先することが大切

GW明けの不登校で最も大切なのは、
無理に学校へ戻すことではなく、子どものエネルギーを回復させることです。

 大人も子どもも同じで、休むこと回復させることはとても大切です。

ここを焦ると、長期化するケースが多くなります。

GW明けに不登校が増える理由

この時期特有の要因があります。

■ 生活リズムの乱れ

連休中に夜更かしや朝寝坊が続き、
学校のリズムに戻れなくなる

 

■ 新学期のストレスの蓄積

4月からの環境変化で
・クラス替え
・人間関係
・先生との相性

 

などのストレスが溜まっている

 

■ 心のエネルギー切れ

「頑張っていた分、連休で一気に緊張が切れる」

 

 これが一番多いパターンです

実際のケース

小学4年生のAくんは、GW明けから朝起きられなくなり、学校に行けなくなりました。

それまでは毎日通っていたため、
親御さんは「怠けているのでは」と感じ、最初は強く起こしていました。

しかし、
・布団から出られず部屋にこもりがち
・会話が減り、食欲も低下
・表情が暗くなり口数が減る

 

といった変化が見られるようになりました。

実際に行った対応

① 無理に起こすのをやめた

まず「学校に行かせること」を一旦手放しました。


② 会話のプレッシャーを減らした

「学校どうするの?」ではなく
「今日はどう過ごす?」など、安心できる声かけへ変更


③ 小さな行動を認める

・起きられた
・リビングに来た
・少し会話した

 

こうした小さな変化を親子で味わい、対話を積み重ねました

その後の変化

2〜3週間ほどで、

・朝起きられる日が増える
・表情が戻る
・外に出る機会が増える

 

といった変化が見られ、
その後、段階的に登校するようになりました。

親がやりがちなNG対応

■ 無理に登校させる

→ 状態が悪化しやすい。親子関係がぎくしゃくする。

 

■ 他の子と比べる

→ 自己肯定感が下がる。どうせ自分なんかと否定的になる。

 

■ 原因をすぐに追及する

 → 余計に話せなくなる。

改善につながる関わり方

・「安心できる環境」を優先する
・結果ではなく過程を見る
・回復のペースを尊重する

 

 子どもは「安心すると動き出す」ことが多いです。

 

そして、1つお伝えしたいことは、再登校が必ずしも改善した状態ということではありません。

心と体のエネルギーが回復し、その子が自分学び場や居場所を環境を見つけられることと考えています。

 

まとめ

GW明けに学校へ行けなくなるのは、決して珍しいことではありません。

むしろ、
「頑張っていた子ほど起こりやすい反応」でもあります。

 

大切なのは焦らず、
子どもの状態に合わせた関わり方をしていくことです。

 

もし同じような状況でお悩みの場合は、
一人で抱え込まずにご相談いただくことも大切です。

 

スクールカウンセラーや養護教員など、担任の先生以外にも学校の敷地内で頼ることができます。

そして、習い事やフリースクール、小児科や心療内科などにご相談されることもおすすめです。

 

お子さまの状態に合わせて、具体的な関わり方を一緒に考えていく応援団の一員でありたいと

私たちは常に考えています。

 

🏠世田谷区・下高井戸で、不登校や繊細な子どもたちの居場所づくりと表現活動を行っています。
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